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2015年6月10日水曜日

新国立競技場の建設大変そう

 新国立競技場の建設が先に進まず、建設が間に合うかどうか不安という話が出てきている。

http://www.jpnsport.go.jp/newstadium

 2019年9月にラグビーワールドカップ2019の会場として新国立競技場が利用される事になっている。2019年の春には建物を完成させておかないと、施設運営がスムーズに行えないだろう。残り4年を切っている。しかし、ザハ・ハディッドさんが設計した物を実現しようとすると、建設費も建設時間もオーバーしてしまい現実的ではないと言う意見が続出している。

 オリンピックは都市が立候補して決まる。国ではない。今回の競技場が東京都立競技場であれば、他の都市の人があれこれ関心を寄せることも不要かもしれない。東京オリンピック2020は国家プロジェクトであり、実質的に日本オリンピック2020である。

 新国立競技場は8万人の収容できる予定になっている。オリンピック後、8万人を集客するイベントは中々ない。それと、8万人が集まり解散する人の移動を周辺のインフラがさばききれるかどうか。

  ザハ・ハディッドさんのデザインをそのまま建設すると地上からは大きな壁がそそり立つ風景が出来てしまうらしい。完成予想図は上から俯瞰しているが、同じ景色を見ることはヘリコプターやドローン、高層階の建物からしか見られない。

 誰のための新国立競技場かという点。私は壊されてしまった国立競技場へ遠くて一度も行ったことがない。 テレビで競技を見るだけです。そうするとCGを合成して完成させて、実物は必要不可欠なものだけでよいかもしれない。屋根は観客席の上だけでいいと思う。

 祭りのあとに何を残したいか、それを考えることが大切だと思います。

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